前回は、四則計算の方法の紹介をしました。
https://www.ebisu-blog.net/excel/783/エクセルを使っていくと、マクロが沢山あって訳が分からなくなると思います。
今回紹介するマクロは、特別な業務でも無い限り最低限使えれば良いと思いますので
私の思う、最初はこれからと思えるものを紹介していきます。
今回紹介する内容で、簡単な資料は出来ますので是非チャレンジしてみて下さい。
【エクセル】マクロ:日時の表示
最初に紹介するマクロは時間の表示です。
これを選んだ理由としては、マクロというのを理解しやすいと思ったから
記号を入力するだけで、日付が出てくる便利なマクロです。
=now()
セル内に「=now()」と入力するだけで現在の日時を表示してくれます。
応用で「=now()+1」と、末に「+1」を書き足すことで現在の日時に1日足してくれます。
表示される形式の変更
①該当のセルを右クリックします。
②下の画像の様にコマンドが出てきますので、セルの書式設定を左クリック
③クリックすると、更に下の様に窓が開きます。
④目的にあった表示方法の選択をする。
y → 年
m → 月
d → 時
mm → 分
ss → 秒
ここから先は、ご自身で色々試すのが分かりやすいと思います。
例)
yyyy/m/dを選ぶと、現在が2020年10月1日だとすると、2020/10/1と表示される事になります。
表示方法がいくつかありますので、作成する表の内容に合わせて調整しましょう!
もちろん和暦への変換も出来ます。
【エクセル】合計の出し方:オートSUM
こちらは、マクロを入力しても出来るんですけどツールバーからの操作がお手軽です。
私の主観ですけどね(+_+)
=SUM(範囲選択)で、計算できます。
①ツールバー右側のΣのボタンを押します。
②今回はB1~B6のセルに数字が入っていますので、B6のセルに合計を出します。
この様に、数字が並んだセルの近くで「Σ」を選択すると自動で範囲を選んでくれます。
あとはエンターキーを押すだけ!
上の写真は数字が縦に並んでいますが、横並びの場合でも同じように機能します。
最大値の出し方 MAX
先ほど使った「Σ」のボタンの横に▼ボタンが小さく表示されています。
あとは、合計を出す時と同じですね。
マクロは「=max(範囲選択)」
選択範囲内で一番大きな数値を表示します。
平均値の出し方 AVERAGE
=AVERAGE(範囲選択)
「Σ」の横の▼より平均を選ぶ
選択範囲より平均値を選びます
その他機能
最小値 =MIN(範囲選択)
選択した範囲より、最小値を表示させます。
個数 =COUNT(範囲選択)
選択した範囲のカウントをします。
この場合、数値ではなく個数を表示します。
【エクセル】マクロ:まとめ
行う内容にもよるとは思いますが、通常業務ではこの位のマクロが使えていれば後は応用になります。
使い方はお伝え出来ますが実際の資料となると、ある程度の試行錯誤も必要になります。
ぜひ頑張ってくださいね!
アイコンのΣ、オートサムの機能(範囲内の合計、平均値、最大値‥など)だけでも、ある程度どうにか出来る。