スポンサーリンク
腸腰筋
座りっぱなしが多い人にとっては結構厄介な腸腰筋です。
座った状態が長く続くと、この筋肉は中々働いてくれません。
長時間、椅子に座る事が多い方などはケアを怠らずに(‘ω’)ノ
簡単なケアストレッチ
アキレス腱のばしのポーズをとった時に、気持ち”おへそ”を前に突き出してみましょう。
股関節付近が伸ばされる感覚が得られるかも!
腸腰筋の構造
腰椎より、骨盤を通して、大腿骨の小転子までの間の筋肉です。
以下の3筋をまとめて呼ぶ場合に、「腸腰筋」と呼ばれます。
身体を、動かす上で極めて重要な筋肉です。
インナーマッスルと聞いてイメージする筋肉かもしれません。
①大腰筋
起始:T12~L5
停止:腸骨筋と大腿骨の小転子
支配神経:脊髄神経L1~4からの枝
②小腰筋
起始:L12~T1
停止:腸恥隆起・腸腰筋に合わさる
支配神経:L1脊髄神経の枝
うんちく:無い人もいます。
③腸骨筋
起始:腸骨窩上2/3
停止:大腰筋と合わさり、小転子へ
支配神経:大腿神経
作用
分かりやすいのが、椅子に座った状態からの脚を引き上げる動作の時に働きます。
その他、各場面で身体を支える働きを持っています。
解剖学的には、股関節90°以上の屈曲に作用です。
ちなみに90°以下の時は主に大腿四頭筋です。